令和元年度全国学校保健・安全研究大会
2019.12.13 21:18 更新
 11月21日22日の両日埼玉県さいたま市ソニックシティにおいて令和元年度全国学校保健・安全研究大会がまた21日には、第69回全国学校歯科医協議会がパレスホテル大宮にて開催されました。
全国学校保健・安全研究大会では、開会式、表彰式の後、記念公演が講師埼玉大学教育学部戸辺英之教授演題「子供のインターネット利用と健康」で行なわれた。
埼玉県学校保健会では以前よりインターネットの利用実態や健康・安全との関連、および、意識等についての調査をおこなっていました。この取組をもとにした内容です。埼玉県学校保健会では、調査報告書とともに活用事例集を作成して県内の公立学校に発信したそうです。

2日目は課題別研究協議会が開かれ次の3校の発表がありました。神奈川県立茅ヶ崎養護学校 栃木県宇都宮市立鬼怒中学校 埼玉県羽生市立新郷第学校です。3校の発表に共通していることは、歯、口の健康づくりは 、学校、家庭、地域、関係機関との連携を深めていくことが必要であると、述べられています。

 

また、第69回全国学校歯科医協議会では、講師東京歯科大学口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室武田友孝教授による演題「マウスガードの有効性とよりゆう安全性の高いマウスガード」の講演がおこなわれました
ご存知のとおりコンタクトスポーツでは、マウスガード装着は義務化されています。カスタムメイドタイプであっても、選手一人一人の口腔状態、競技レベルに適したマウスガードがが提供されているとは言えないとのことです。現在は安全性の高いマウスガードとして「ハード&スペースタイプマウスガード」があるとのことです。
講演後、立正大学ラグビー部監督堀越正巳氏を加えて、「マウスガードをより広く普及させるには」との演題でシンポジウムが開催されました。

(報告:副会長 名古谷 昌宏)

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