第117回練馬区学校歯科医会定時総会
2019.06.07 19:27 更新
 平成31年3月28日(木)午後7時より練馬区歯科医師会館3Fにおいて、第117回練馬区学校歯科医会定時総会が開催された。南誠二専務理事(大泉学園小)による司会進行のもと、点呼及び名古谷昌宏副会長(豊玉第二中)による開会の辞ののち、草柳英二会長(石神井西小)の挨拶が行われた。



 会長挨拶は、「文部科学省は平成29年度には12歳児におけるDMF指数0.82と発表されました。
平成30年度は0.74になり治療から予防へ、カリエスから歯肉炎へと推移しています。練馬区学校歯科医会は昭和30年「虫歯半減運動」から教育委員会と連携を保ち、現在では「児童生徒の歯と口の健康推進事業」と変わってきました。
推進事業の一環として平成30年度は小中学校4校への配布用に歯ブラシ3850本を教育委員会へ寄贈しました。これによって給食後の歯みがきが推進されることを願っています。
現在練馬区では99校中33校が給食後の歯みがきを実施しています。
本会は全校での実施を望んでいます。今後数年にわたり本事業を遂行していきたいと思っています。また、口腔内細菌を簡単にスマホ等で観察できるミルキンを購入しました。4月後半より貸出を予定しています。
練学歯だよりでは広告掲載料収入があり、学校紹介を復活させました。学校の歴史、校長先生の考え方、校規等についての原稿依頼に協力をお願いします。
特別報告としては学術委員会に於いて発表した「学校保健と給食後のアンケート調査」(日学歯124号に掲載)の別刷りができています。特別支援学級のアンケート調査に関しては現在編集中です。
これは、日学歯あるいは都学歯に掲載できればと願ってます。
ホームページについては内容、機能ともますます充実してきています。」と述べた。



 次に、練馬区歯科医師会長市川弘之先生より来賓の挨拶を頂き、笹川洋一会員(開進第一中)が議長に選出され、議事録署名人には斎藤良造会員(大泉高)・瓦井徹会員(大泉西小)が指名された。総会委任状は、33名の会員の方々から拝受した。報告事項として、石井伸行総務担当理事(石神井高)より総務報告があり、昨年8月にご逝去された石川明会員(大泉南小)のご冥福をお祈りし、黙とうが行われた。
樋口和彦会計担当理事(北原小)より会計現況報告、郷家英二学術委員会委員長(大泉西中)より学術委員会報告、浅見律ホームページ委員会委員長(開進第一小)よりホームページ委員会報告、南専務理事より第12回東京都学校歯科医会臨時代議員会報告が行われた。
 議事に入り、第1号議案と第2号議案は関連性があるので一括上程逐条採決とし、第3号議案、第4号議案はそれぞれ個別に採決とした。
第一号議案 平成31年度練馬区学校歯科医会事業計画を南専務理事、第二号議案 平成31年度練馬区学校歯科医会収入支出予算を樋口和彦会計担当理事がそれぞれを説明し、両議案ともに挙手多数にて可決確定された。
第3号議案 役員改選について南専務理事により会長候補草柳英二会員(石神井西小)1名及び幹事候補中田郁平会員(北町小)、渡辺享会員(大泉第3小)2名の立候補届出があった。
資格審査の結果いずれも定員以内で適格であった旨報告された。会長、監事共に定数以内で候補者を当選とすることを議場に諮り挙手多数により可決確定された。
第4号議案 一般社団法人東京都学校歯科医会代議員・予備代議員改選について南専務理事により説明がなされた。
次期代議員および予備代議員の選定は次期会長に一任いただくことを提案し議場に諮ったところ挙手多数にて可決確定された。
 金川修会員(中村西小)より緊急動議がなされ、今期で退任される役員へ感謝状と記念品の贈呈を行うことが可決された。
 議長は議事日程すべてを終了したことを宣し降壇した。  
 最後に、閉会の辞を河奈文彦副会長(田柄中)が述べ、第117回定時総会は終了した。
 
総会終了後、
◎都学歯は公益社団法人となることから都学歯箭本総務理事より説明報告がなされた。また、都学歯山室学術担当理事より口臭をテーマとした冊子を配布予定であることの説明がなされた。
◎中田郁平会員が春の叙勲瑞宝双光章を受章されたことを紹介し満場拍手にて祝福された。
◎吉川剛太新入会員が紹介された。

(報告:総務 石井伸行)
練馬区教育委員会との協議会
2019.02.07 08:58 更新
 平成30年12月12日の水曜日午後6時より、鳥ふじにおいて、練馬区教育委員会と練馬区学校歯科医会との協議会がおこなわれました。



練馬区教育委員会からは、練馬区教育長の河口浩様、保健給食課長の小林敏行様、同課少年自然の家・学校保健係主査の西田幸雄様にご出席いただきました。

練馬区学校歯科医会からは役員11名の他に、練馬区歯科医師会会長市川弘之先生、前会長望月兵衛先生と元会長佐藤貞彦先生、ならびに学術委員とHP委員が出席いたしました。

協議会は南専務理事の司会により進められました。
河奈副会長の開会の挨拶、河口教育長による教育長挨拶、草柳会長による会長挨拶、市川会長の来賓挨拶、出席者紹介と進み、協議になりました。

協議題①は給食後の歯みがき、フッ化物洗口について、協議題②は健診後の受診率向上についてです。
今後の児童生徒のために、たいへん有意義な協議がなされました。



そして中田郁平監事の乾杯の後、懇談になり、最後に名古谷副会長の挨拶により閉会となりました。


(報告:HP理事 古田裕司)
第37回練馬区学校保健大会
2019.02.02 22:02 更新
平成30年12月6日(木)練馬文化センター小ホールにて第37回練馬区学校保健大会が「みんなで育てよう、心も体も すこやかな 児童・生徒」を主題として開催されました。



大会は草柳英二練馬区学校保健会副会長の開会の辞に始まり、会長挨拶、来賓祝辞の後、学校保健関係表彰受賞者紹介があり、学校歯科医では、東京都教育委員会表彰(健康づくり功労)で豊玉東小学校の治田晶彦先生、練馬区民表彰(学校教育功労)で大泉小学校の木村昭彦先生、豊玉第二小学校の古田裕司先生が紹介されました。

 研究発表は、小中学校食育研究部会による「小中学校における食育の取組」として北原小学校、豊玉南小学校、光が丘第三中学校の栄養士さんによる講演が行われました。

小学校の研究部会の発表では、朝ご飯の主食に「ごはん」を食べている児童の方が「パン」を食べている児童より、主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスの良い食事をとっているという結果が報告され、中学校の研究部会では「自分で作る朝ごはんコンクール」の内容や結果が発表されました。

 特別講演は、一般社団法人 日本眠育普及協会代表の橋爪あき先生による「人生の3割を占める睡眠が残り7割の運命を決める」と題して講演が行われました。

快眠の秘訣は「①体は時計仕掛け-生体リズムを規則正しく②肝心なのは朝の方-朝日で体内時計をリセット③朝は明るく夜は暗く-生体リズムと照明を考える④心と体によい刺激-体と脳に適度な疲れを⑤しっかり食べて体冷やさず-食事と体温の管理⑥昼は活発 夜はまったり-自律神経を安定させる⑦明日の自分は眠りが作る-生きがいと夢を持つ」と講演されました。

 最後に練馬区学校薬剤師会会長の閉会の辞によって盛会のうち閉会しました。

(報告:学術HP担当理事 西 克昌)

第82回全国学校歯科保健研究大会
2019.02.02 21:17 更新



第82回全国学校歯科保健研究大会が平成30年12月6日(木)~7日(金)、沖縄コンベンションセンターにて行われました。

沖縄県立南風原(はえばる)高等学校郷土芸能部による沖縄の伝統的な舞踊で華やかに開会後、全日本学校歯科保健優良校が表彰されました。
同時にコンベンションセンターの別会場ではポスター発表が行われました。27のポスターの他、優良校7校のポスター発表もあり、盛況でした。

表彰式の後、「児童生徒が身につける長寿の秘訣」という演題で首都大学東京 名誉教授 星 旦二氏による基調講演がありました。
なかなかユニークなお話で会場は笑いが絶えませんでした。健康長寿には何が大事かを時には常識を覆すような内容や手厳しいご意見も交えながらのお話には知らず知らずのうちに引き込まれました。

その後のシンポジウムのテーマは「学校歯科保健活動の持つ教育力を考える」、座長は明海大学 学長 安井 利一先生、シンポジストは佐世保市小学校の教諭、宮古島でクリニックを開業されている院長先生、沖縄教育庁保健体育課の方の3名によりそれぞれの立場で実践していらっしゃる保健活動の報告とそれがどのように活かされているかの発表で大変参考になりました。



シンポジウム終了後、会場を変え懇親会です。全国各地から学校歯科医が集まり、沖縄料理を堪能しつつ、親交を深めました。

2日目は領域別研究協議会が行われ、幼稚園・認定こども園・保育所部会、小学校部会、中学校部会、高等学校部会、特別支援教育部会に分かれ、各々自分の担当校の部会にて盛んに意見交換をし研鑽を積みました。

今年度からポスター発表も表彰されることになりその表彰式が執り行われました。
大会会長賞、沖縄県歯科医師会会長賞、審査員特別賞のうち、東京都学校歯科医会が沖縄県歯科医師会会長賞を受賞されました。
来年の開催地、山口県での再会を約束して無事閉会、沖縄県歯科医師会 副会長 米須 敦子先生の辞で終了となりました。

(文責 山室直子)
 
過去の活動報告
2019.01.31 22:41 更新

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