第37回練馬区学校保健大会
2019.02.02 22:02 更新
平成30年12月6日(木)練馬文化センター小ホールにて第37回練馬区学校保健大会が「みんなで育てよう、心も体も すこやかな 児童・生徒」を主題として開催されました。



大会は草柳英二練馬区学校保健会副会長の開会の辞に始まり、会長挨拶、来賓祝辞の後、学校保健関係表彰受賞者紹介があり、学校歯科医では、東京都教育委員会表彰(健康づくり功労)で豊玉東小学校の治田晶彦先生、練馬区民表彰(学校教育功労)で大泉小学校の木村昭彦先生、豊玉第二小学校の古田裕司先生が紹介されました。

 研究発表は、小中学校食育研究部会による「小中学校における食育の取組」として北原小学校、豊玉南小学校、光が丘第三中学校の栄養士さんによる講演が行われました。

小学校の研究部会の発表では、朝ご飯の主食に「ごはん」を食べている児童の方が「パン」を食べている児童より、主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスの良い食事をとっているという結果が報告され、中学校の研究部会では「自分で作る朝ごはんコンクール」の内容や結果が発表されました。

 特別講演は、一般社団法人 日本眠育普及協会代表の橋爪あき先生による「人生の3割を占める睡眠が残り7割の運命を決める」と題して講演が行われました。

快眠の秘訣は「①体は時計仕掛け-生体リズムを規則正しく②肝心なのは朝の方-朝日で体内時計をリセット③朝は明るく夜は暗く-生体リズムと照明を考える④心と体によい刺激-体と脳に適度な疲れを⑤しっかり食べて体冷やさず-食事と体温の管理⑥昼は活発 夜はまったり-自律神経を安定させる⑦明日の自分は眠りが作る-生きがいと夢を持つ」と講演されました。

 最後に練馬区学校薬剤師会会長の閉会の辞によって盛会のうち閉会しました。

(報告:学術HP担当理事 西 克昌)

第82回全国学校歯科保健研究大会
2019.02.02 21:17 更新



第82回全国学校歯科保健研究大会が平成30年12月6日(木)~7日(金)、沖縄コンベンションセンターにて行われました。

沖縄県立南風原(はえばる)高等学校郷土芸能部による沖縄の伝統的な舞踊で華やかに開会後、全日本学校歯科保健優良校が表彰されました。
同時にコンベンションセンターの別会場ではポスター発表が行われました。27のポスターの他、優良校7校のポスター発表もあり、盛況でした。

表彰式の後、「児童生徒が身につける長寿の秘訣」という演題で首都大学東京 名誉教授 星 旦二氏による基調講演がありました。
なかなかユニークなお話で会場は笑いが絶えませんでした。健康長寿には何が大事かを時には常識を覆すような内容や手厳しいご意見も交えながらのお話には知らず知らずのうちに引き込まれました。

その後のシンポジウムのテーマは「学校歯科保健活動の持つ教育力を考える」、座長は明海大学 学長 安井 利一先生、シンポジストは佐世保市小学校の教諭、宮古島でクリニックを開業されている院長先生、沖縄教育庁保健体育課の方の3名によりそれぞれの立場で実践していらっしゃる保健活動の報告とそれがどのように活かされているかの発表で大変参考になりました。



シンポジウム終了後、会場を変え懇親会です。全国各地から学校歯科医が集まり、沖縄料理を堪能しつつ、親交を深めました。

2日目は領域別研究協議会が行われ、幼稚園・認定こども園・保育所部会、小学校部会、中学校部会、高等学校部会、特別支援教育部会に分かれ、各々自分の担当校の部会にて盛んに意見交換をし研鑽を積みました。

今年度からポスター発表も表彰されることになりその表彰式が執り行われました。
大会会長賞、沖縄県歯科医師会会長賞、審査員特別賞のうち、東京都学校歯科医会が沖縄県歯科医師会会長賞を受賞されました。
来年の開催地、山口県での再会を約束して無事閉会、沖縄県歯科医師会 副会長 米須 敦子先生の辞で終了となりました。

(文責 山室直子)
 

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